宙組「不滅の棘」花組「不滅の棘」
先日スカイステージにて放映していた宙組再演『不滅の棘』を休日に見ました。主演は愛月ひかるさん。その後花組初演も見たくなって、DVD引っ張り出してきました。主演は春野寿美礼さん
私、『不滅の棘』が本当に好きで再演の話を聞いた時は喜んだし観に行きたいとも思ったんだけども一方で春野寿美礼さん、おささん以外にエロールを演じられるのかしら、とも。
初演を観た時(映像)、おささんの圧倒的な歌声とキンキンに冷えた誰も寄せつけない冷たさに心から痺れた。(そのエロールが最後には泣くんだよおおお)タチアナさんの氷のベッドの上云々の台詞は、「そりゃそうだろう!え!わかってなかったの!?」と思う
一方愛月ひかるさん、愛ちゃんが演じるエロールも冷たい。冷たいのだけれど、仕草に自分の周りにいる人たちを可愛がってる雰囲気がある。だからフリーダ嬢の幸せを本当に願っているんだな。って思うし、フリーダ嬢とクリスティーナが好きになっちゃうのも分かるし、タチアナさんの台詞に「え!うそ!タチアナさん、かわいそう!」ってなる
おささんのエロールとは違うけど、愛ちゃんエロールもエロールでしかなかった。(この語彙力のなさ)
ヴィジュアル的には完璧だけど、愛ちゃんエロールはスーパースターであろうとする繊細さが素敵だった。
私、おささんのあの「いつもどこか冷たい」ところがすごく好きなんですけど、瀬奈じゅんさん、あさこにもその冷たさを時たま感じてたし、あれは花組の系譜なのかな?とか色々考えてます。
そうそう。アルベルトもあさこのアルベルトはやんちゃな多めでエロールに対する反発心を強く感じたけど澄輝さやとさん、あっきーのアルベルトはソフトでエロールに対して懐疑心の強さを感じました。
(エロール自己紹介ソングでノリノリだったのにフリーダに興味持った瞬間牙むくアルベルトめっちゃかわいいw)
あさアルベルトは幼いフリーダとバカやってゲラゲラ笑ってて、あきアルベルトはバカなことをするフリーダをみて、ニコニコしてそう。
フリーダ嬢とクリスティーナ嬢に関しては「私を愛して!」って言えてすごいなっていつも思います。
きりがないので一旦これで終わります。
二つを見比べてどっちも好きだ、って、なってなんだかすごく幸せな気分になりました。