月組「エリザベート」(2018)その2

前回の続き月組エリザベート」の感想です。一回の観劇で二回日記書くってキモくね?だいぶキモくね?とか思いつつ書きます。自分のための日記だしな。

 

以下ネタバレ含む感想です。その2!

 

美弥るりかさん、美弥ちゃん演じるフランツは感情豊かなフランツでシシィのことを愛おしく思っていること、シシィの考えが理解できなくて困惑していること、とても繊細に作り上がりあげていた。父親としてのフランツもとてもよかったの。個人的にマダムヴォルフの場面で見せた嫌悪の顔が美しくて好き。

厳格なフランツからのフィナーレで見せるザ・美弥るりかの振り幅!!

 

月城かなとさん、れいこルキーニはツイッターでも言ったけれどもイタリアを強く感じた!ローマの休日でイタリア人してたっけね?

あの美しい顔が不気味に歪んで、トートに心酔してるのかさえもよくわからない。というか、トートとエリザベートの物語はルキーニの頭の中にあるのだ、とすごく感じさせられた。傍観者ではなく、ルキーニは物語の真ん中なのだ。トートを、作り出したのはルキーニだ。そういうことを自覚はさせられる。

よく考えたらものすごく怖くない!?人の妄想の中に放り込まれているのよ、怖くない?!

そういう観点でも観てみたいけど、そんな回数を観られないので、もう素直に放り込まれますね。

 

ルドルフは暁千星バージョンでした。

さすがありちゃん闇が広がるのダンス見応えがありました。ありちゃんには健康的な印象を抱いているのでだからこそ、絶望に笑うルドルフにドキッとした。本来は明るいはずの子が…。もうこれはルドルフっていうありちゃんとして見てたんかな笑

 

あとはー、子ルドルフの蘭世惠翔くん?の声がいい声と思った。叩かれているとか聞いたこともあるけどそんなことには負けずに頑張ってほしい。

あとあと晴音アキちゃんのリヒテンシュタインがとてもよかった!これはもはや同期萌えなんかな…。

 

他にも色々カフェとか広い目で観たいんだけどドラマチックな物語なのでついつい真ん中に惹きつけられてしまうのね、エリザって。重臣ズが色んな場面にいるのを見つけたいのにー!

 

というのが一通りの感想です。

 

次回は風間柚乃くんルドルフをだいぶ後半になって観に行くのです。その時になるとまた印象が変わっているのだろうな、と思います。